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足、膝、股関節、骨盤、腰、胸、首、顎関節まで同時に矯正できる整体のルーツ!自分で歪みを調べ矯正体操を設計し、その姿勢で寝たまま足か膝を浮かせてトンと床に落とすだけ!5分で行うその時のゆがみに合ったオーダーメイドの自己矯正法。

黒船

私は、30%のことしか教えない。

私は、30%のことしか教えない。

だいたい、療術を学びたい人は、
どんな症状の時にはどういった手法を使ったら良いかすべてを知りたいと思っておられるようで
できるだけ多くの症状、できるだけそれを細分化した物を習得したいと思っておられるようです。

しかしながら、せっかく学んでそのとおりに使ってもなかなか効果が出せなくて撃沈させられ
自分の不甲斐無さいを思い知るのですが、
そこで考えて考えて考え抜いて
仮説を立てて検証していけば良いものをそこまでする人はあまりいません。

かつて、あの「新正体法」の創始者 宮本紘吉先生のご遺族から伺いました話ですが、
あの天才的な療術家・宮本先生でさえ、その場でうまくいかないことがあった時には
診療室の上階にあるダイニング・キッチンの椅子に腰かけられずっと考えておられたそうです。

その時に上手くいかなくても、すぐに答えが浮かんでこなくても
あなたの脳は、その問題の答えを出すことをあきらめない限りずっと考えています。

ある時は、何の関連性もないデパートでの買い物の際に見つけた商品なのか
あるいは、偶然立ち寄った書店で何げなく手に取った陶芸の本からか
街で行き交う人の会話の中からかはわかりませんが、思いもかけない事象から
解決の糸口が開かれるかもしれません。

これを「辻問(つじとい)」と呼び
散歩しながら、脳が解決のヒントを探すことを
意識的に行う方法も昔の人は行っていました。

情報のあふれた時代にあっても
それを整理したり使う脳が原始人の脳と変わりないのですから
どう粋がってやれDVDだのネットで検索だの言ったって
時代遅れの分野である療術の世界で果たしてどの程度役に立てられるのか。

それは、やっぱりそれを使用する人の脳の問題だと思うのです。

かつて、日本のボクシング界で最もチャンピオンを育てた
エディ・タウンゼント氏の言葉です。

「100%教えないんですよ。70%。
残り30%、選手、自分の頭使わなかったらいいボクサーになれない。」

私にとっても受講される方々にとっても時間は貴重です。
ボクサーと寝食を共にしたエディさんが70%を教えたのなら
私と受講者には、頭の使い方と体の使い方だけしか教える時間がないです。

自分の頭と体を使うことができたならイイ療術家になれそうに思うのですが、
あなたはどう思いますか?

私は、こう思うのです。

チャンピオンが、スゴイわけじゃあない!
最初は、本人でさえチャンピオンになれると信じてもいなかった若造を
信じ込ませ、減量させて、練習させて、禁欲させて、勝たせるために
努力を継続させるトレーナーがスゴイと

だから、エディさんのこの言葉には
チャンプの言葉以上に聞く価値があると思うのです。
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プロフィール

正体術指導家神崎

Author:正体術指導家神崎
私は高校生時代に大学病院でもお手上げな位ひどい原因不明の頭痛を鍼灸治療と自己療法で完治できた経験から代替療法に興味をもちました。
薬剤師にはなりましたが、一方では療術による施術を行っていく中、せっかく施術を行っても次回お見えになられた際、元の黙阿弥になっていることが多く、こんなことをいくら繰り返していても何の解決にもならない!
そう思い立ち自己療法として幻と言われた整体のルーツである高橋迪雄師の正体術の伝承を集め始めました。
そして、誰もが自分自身で矯正法を設計できるまでに体系づけることができました。
現在、一般向けにも門戸を開いた唯一の実践的正體術を指導する正体術倶楽部主宰。
薬剤師、鍼灸師 正体術指導家   

肩こり
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